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アルトネリコの反動 JRPGの壁 [XBOX360]

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アルトネリコがあんまりにがっかりな内容だったので、思わず別のソフトを衝動買い。
昔からRPGは好きなジャンルだったし、今でもシステム的にはJRPGが好き。
JRPGの世界観はなじみやすいし、少しずつキャラクターを強化して先に進めていく基本スタイルも好み。
でも、ほとんどのJRPGでは物語的に楽しめない。
近年プレイしたRPGの中では、例えば、360用のトラスティベル、インフィニットアンディスカバリー、スターオーシャン4、ブルードラゴンあたりは物語的にまったく惹かれず、むしろイライラして楽しめなかった。
PS3では、白騎士物語が特にひどい。ディスガイア3や戦場のヴァルキュリアは質が低いと言うより、好みに合わない。
PS2では・・・アルトネリコ、アルトネリコ2はもちろん、他にも枚挙に暇がないほどたくさんある。
プレイするRPGの8割以上、おそらく9割近くでは物語的に楽しむことができない。
それでもRPGが好きなのは、ひとえにキャラクターを成長させる要素や世界を探索するシステムが好きだからなわけだけど。

逆に、近年で物語的にも楽しめたJRPGというと、なんと言っても真っ先に思い浮かぶのはPS3用ソフトのティアーズトゥティアラ。
次に、360用のテイルズオブヴェスペリア。あとは、360用のロストオデッセイくらいか。
ティアーズトゥティアラは従来の家庭用RPGに多いシナリオとは一線を画した、18禁ゲームっぽさが新鮮で楽しめた。
テイルズオブヴェスペリアは、全体的に無難に作りこまれていて、嫌味を感じる場面が少なかった。
ロストオデッセイは、RPG部分はありがちで退屈なシナリオなんだけど、キャラ設定と何よりサウンドノベル部分の質が高く、楽しめた。
これらゲームの良かった点は他にもたくさんあるんだけど、一つだけ上記ソフトたちの共通点を見つけた。
それは、どのゲームも主人公のアイデンティティが確立していて、成長要素が少ない点。
JRPGでは主人公が失敗と挫折を繰り返しながら人間的に成長していく、というスタンスをとるものが多く、結構イライラするイベントになることが多い。なんでそんなにバカな選択をするの?何でいまさら後悔するの?なぜあそこでこの選択肢を選ばないの?なぜその発想に至らないの?などなど、不快に思うことが多々ある。
上記3ソフトでは、主人公達が既に成熟しきっていて、迂闊な失敗や取り返しの付かないミスを繰り返しながら成長する、という要素が一切ない点が好みに合致しているのかもしれない。

とこのように、ほとんどのJRPGの物語は基本的に好みに合致しないんだけど、それでも極まれにある好みのRPGに出会えることを願って、未だに第一にプレイするジャンルはJRPGになっている。
そうなんだけど、今回のアルトネリコ2はべのべの的に一番苦手なJRPGの悪い部分が目立ちすぎた。
志方あきこの歌が好きな分、期待を微塵に打ち砕かれ、がっかり感が強い。

その反動で。

JRPGのダメダメぐだぐだっぷりをこれでもかってほど見せ付けられてしまった反動で、これまでほとんど手をつけたことのない、海外製RPGを衝動買いしてしまった。

基本的に、洋ゲーの類はほとんどプレイしない。
洋ゲーでもっとも人気のあるFPSは画面酔いという理由でプレイできないことが多い。
ヘイローやグランド・セフト・オートなんかも激しく酔ってしまい、プレイし続けることができなかった。
振り返っても、洋ゲーでそれなりにはまったのはエイジ・オブ・エンパイアぐらいじゃないかな。
とにかくFPS系は画面酔いで手が出ないから、洋ゲーに触れることがほとんどなかった。
海外製RPGなんて、名前すら聞いたことのないものばかり。

とにかく、JRPGが好きなわけ。
アニメ的、漫画的設定の少年少女たちが協力し、交流しながら世界を救うJRPGにどっぷり浸かりこんでるわけ。
同種のゲームを繰り返しプレイすることで、同じような展開に強いアレルギーを持つようになった今でも、懲りずにJRPGに手を出してしまう。

そんなべのべのが今回選んだ海外製RPGは・・・フォールアウト3。
近未来、核戦争後の荒廃した地球を探索するという、RPGとしては比較的珍しい舞台設定の一本。
圧倒的にファンタジー系が多いJRPGから見ると、移植の舞台設定といえるかも。
まあ、JRPGと言っても裾野が恐ろしく広いから、近未来SF的なものはそこまで異質とは言えないかな。
それでも、これまでプレイしていた見目麗しい少年少女たちが世界を救うRPGから比べれば、かなり異質と言える。

公式HP

このフォールアウト3、現在買おうとすると、いくつかのバージョンが存在する。
下に表示するいくつかの候補の中で、今回選択したのは、新品価格で最も安い、360用のプラチナコレクション版(2010/1/12現在で2330円)を選択。
詳しくはさらに下記に。



無駄に高いだけの通常版は論外として、追加コンテンツを包含したゲームオブイヤーズ版はまだ値が張るので避けた。
どこまで楽しめるのか不明だし、もし追加コンテンツまで楽しみたくなるようなら、360版ならオンラインでつい感コンテンツを購入できるので問題ない。
PS3版はどうやら、追加コンテンツをオンラインでの購入ができないようだ。
その代わり、5つの追加コンテンツを収録した「追加コンテンツパック」をディスクメディアとして購入することができる。
オンラインでの購入だと値下がりは期待できないが、追加コンテンツパックなら場合によっては安く買うチャンスもあるかもしれない。
ただし、PS3版では追加コンテンツをバラで購入することはできず、5つセットで購入することになってしまう。

なんだか色々あるけど、とりあえず一番安く買える360版の廉価版でいいんじゃないかと。これ。


長々とだらだら記事を書いたけど、JRPGに染まりきったべのべのがこの海外製RPGをどこまで楽しめるのか。
多大な期待はせず、ささやかな期待を持ってアマゾンからの配達を待ってます。
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